2005年東京国際ミネラルフェア

 今年も最終日に行こうと思ったのだが都合により土曜日に行くことになった。混む上に値切れないので、しょうじき休日はあまり気が進まない。今年は化石の年でウミサソリが主役だったが、やはり化石はまったく購入しなかった。念願のダイアモンドやルチルの結晶を入手できた。

写真撮影2005年6月4日

ホテルセンチュリーハイアット ウミサソリ。海のギャングはどうかと思う。番長なんていいかも。

会場風景、横断幕の裏から。


 ミネラルフェアも4年目となると価格と美しさをかねそろえて、まだ持っていないという鉱物もだいぶ少なくなった気がする。標本ひとつあたりの出費を増すか、地味な鉱物にはしるか難しいところだ。
 特別展を見たら、まずは会場を一周することだ。左回りでいちばん外側の道を歩く。半周ほどしたがあまり興味をひく標本はなかった。店のならんだ階段の下のクリスタル・ワールドの自然銀スコレス沸石が気になった。あとで安い重晶石(帰宅して見たら壊れてた…あーあ)と一緒に購入する。UC2の中沸石は高めに感じたが結晶の具合がよい。奇石博物館で買わずに気になっていたビクスビ石もみかける。ビクスビ石は他店でもみたが、母岩つきでなかなか安い。
 外側を一周して内側に入り込んでいく、鉱物科学研究所は毎年注目しているが、いま一歩ふみきれない標本が多い。ケースに入れて消費税込みで売っている店では始めて買わなかった。国外ディーラーの店であちらでひとつこちらでひとつという具合に買っていく。ダイアモンドを買った店では手帳を見ながら熱心にディーラーと話している人がいた。博物館級の高みを目指している方なのかも。
 Vivianiteとラベルに書かれた鉱物を何だか分からずに入手。あとで藍鉄鉱だと知る。狙っていた鉱物だというのに…勉強不足だ。UC2で中沸石とビクスビ石を無理いって少し安くしてもらう。スピネルはすでにもっているけど、安くて綺麗な結晶に魅かれてしまう。しかし、ラベルの字が読めない…。ブルートルマリンは一個おまけしてくれた。前日トルマリンといわれてフローライトを買ってしまったという人が相談に来ていた。店員も案外いい加減。
 去年カーレトン石を入手したエス・イー・エスではSeranditeのオレンジ色の破片が売っていて目をひいた。産地がMt,Saint-Hilaireなのもいい。ここらで足腰に限界を覚えてくる。気になる標本の欠片を数個まとめて売っているところがあり、(去年ばら売りを要求して断わられた)共同購入できないかと会員を探したが何故か会えない。ミネラルマーケットにいってみたかったので潮時と感じた。
  しかし、最後に運命の出会いが。ずっと欲しいと思っていた――そんな鉱物ばかりだが――ルチルの赤みと透明感のある美麗な結晶をみつけたのだ。ダイアモンドを買ったところのはちょっと変わった結晶だったし、鉱物科学研究所のは透明感が足りなかった。惚れ込みながらも値切ろうとすると充分に安いと怒られてしまった。だから最終日がよかったのだ、ぐっすん。でも、最後までこのリーズナブルな標本が売れ残ったかは怪しい。とても丁寧に梱包してくれた。2時ごろからさらに人出がふえ辟易してきたので、ここまでとしてミネラルマーケットにむかう。
 というわけで今年のミネラルフェアも満足して後にすることができた。

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