This is original star plate (planisphere) for 35° north (named Stella tablet).
We can understand the movement of the moon. English (Latinate) version is here (852kb).
There are explanations in Japanese(with photographs).

月の動きの分かる星座早見盤(ステラ・タブレット)

月の動きの分かる星座早見盤 (愛称:ステラ・タブレット)をまとめたので、
展開図(860kb)を公開するとともに、解説をしたいと思います。

<2009年3月の月の動き>

とりあえず、下の動画でイメージがつかめるかと思います。

黄道上を右回りに高速で動く点が 月 を表します。

<用意>

ちゃんとしたものを作りたいのなら
 ・ボール紙 ・紙ラベル ・割りピン
などが必要ですが、とりあえず作りたかったら
 ・そこらへんの紙 ・カッター ・のり
で十分です。あとはテクニックでカバーします。

<とりあえず作る>

1.PDFをダウンロードし、3枚とも印刷する。
 ※※PDFはこちらです※※

星図 月盤 マスク

 

 

2.下の写真のように切る。
 星図の紫色の窓12つをくりぬくことに注意する。

3.月盤に「つめ」を作る。さらに小さい環状のパーツを別に用意する。
(ここらへんが難しい、写真は1回失敗しています。)

4.パーツをつめに星図・マスクの順に通し、最後に環をかぶせる。

5.つめと環だけ糊付けしたら完成。

 断面図

<使い方>

1.月盤の西暦に星図の日付を合わせる。(1、2月は灰色地の西暦に合わせる。)
2.マスクの時間を星図の日付に合わせる。

例1
09/7/22 11:00


1.星はオリオン座等が出てるようですが、実際は昼なので見えません。
2.太陽は黄道上の日付の位相付近にあります。
3.月は窓を見た限りだとふたご座のやや右と予想できます。

※ ステラナビで再現

実際には日食が起こっています。
このように正確な位置を示すことは出来ませんが、
月と太陽の大体の位置、月齢を知ることは出来ます。

例2
09/12/31 19:30 (月食)

枠が太いので、かかってしまいました。

例3
10/1/1  1:30 (上の6時間後)
※1月なので年の目盛りは灰色の方を使うことに注意します。

先ほどと同様おうし座付近に月があります。

<ちゃんとしたものを作る>

とりあえず
 ・紙ラベル ・透明フィルムラベル ・割りピン
を用意してみました。
あと、ボール紙も・・・。

割りピンはマイナーかもしれません。

基本的には紙ラベルに印刷して、

ボール紙に貼ったものを切るという流れになります。

実は星図はマット紙に印刷したのを使ったほうがいいです。

マスクは透明ラベルに印刷したものをクリアファイルに貼りました。

あるいは、クリアファイルに印刷したシールを貼って、
座標をなぞってもいいでしょう。

三枚とも丸く切り抜きます。

星図の紫色の点を切り抜きます。
ボール紙だと大変ですが、ここが大事です。12個全部やること。
これをやらないと普通の星座早見盤になってしまいます。

全部穴を開けました。

それが終わったら、中央にきりでも使って穴を開けて、
割りピンで留めます。好みで紐の穴を開けます。

完成。

別バージョン。

例4
09/3/31 12:00

<技術情報>

・この星座早見番は北緯35度、日本時間で東経135度向けに作られています。
・J2000.0分点 恒星数約1万(全天)
・メトン周期準拠。1章(=19年)分目盛りを振ったので2019年以降も
 2019→`00、2020→`01、2021→'02…と対応できます。
・顕著な変光星12つは白丸で表している。
・歳差による天の北極の移動を表している。

ステラ・タブレットに出ない現象
・黄道近傍に有って、日々動くのは惑星である。(ほぼ毎日見られる。)
・雲のようで日々動くのは彗星である。
・点滅しながら刻々と動くのは飛行機である。
・数秒のうちに流れるのは流星である。
・刻々と動くものの点滅しないのは人工衛星である。
・突然現れ一ヶ月余り光り続けるのは新星である。(千年に1回見れるかどうか。)

<後付>

ちなみに、この星座早見盤で月を示すというのはすごいことで、
他には三省堂のこれしか知りません。
(これは値段が手ごろで星座早見盤としては出来が良くオススメですが、
月の動きを得る操作が難しすぎると思います。)
本当は惑星もやりたかったのですがねぇ、面倒になるのであきらめました。

位相と月の形
星座早見盤(イメージ) 実際の配置 月の見え方

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひもをつけると便利