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【三角座】

 三個の星で作られるさんかく座は、古代ギリシャ時代から「デルトトン」と呼ばれていました。これは「デルタ座」という意味です(星の名前に使われるギリシャ文字でδという文字ありますが、デルタと読み、この大文字は、Δという三角形の記号になります)。
  プトレマイオスの48星座の一つです。また、他にもヒッパルコス(B.C.190くらい〜B.C.125くらい)の時代ではトリゴノンと呼ばれていたそうです。

 中世以後のキリスト教の三位一体の教義の象徴図形としての三角形として受け取られたり、ローマ・カトリック教会の初代教皇(ローマ法王)とされる使徒ペテロの司教冠(教会の司教がかぶる三角形の頭巾状のもの)として見られました。

 日本では、その形どおり、「三角星」と読んでいた地方があったそうです。また、古い星座図ですと、三角は一つでなく、近くに小さい三角形があります(私は見たことないですが)。
  この小さい三角形は、17世紀の天文学者ヘベリウスが設定した「小三角座」というものですが、現在は使われていません。この二つ以外に、南半球にも「南のさんかく座」があります。これは北半球のさんかく座よりも大きくて明るいそうです。

 

 α星をカプト・トリアングルと言います。ラテン語で「三角形の頂点」の意味だそうです。別名はメタラで、同じ意味のアラビア語ラス・アル・ムタラースの後半、三角形にあたる語のローマ文字音写です。

 

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